運転がうまくなりたい!そんな初心者の方にスズキ・スイフトスポーツがおすすめな5つの理由

今、あるいはこれから免許を取る方で、「運転がうまくなりたい!」という方のファーストカーにうってつけなのがスズキ・スイフトスポーツです。数あるクルマの中から、あえてスズキ・スイフトスポーツをおすすめしたい5つの理由について解説していきます。

理由その1:扱いきれるパワーとサイズ

画像引用:https://www.suzuki.co.jp

運転がうまくなるためのクルマ選びとしてはエンジンのパワーが大事です。あまりにパワーがあるクルマの場合、アクセルを思い切って開けることができずストレスになりますし、逆にパワーが不足する場合には思ったように走れないことから、それはそれでストレスになり、運転するのが楽しくない、と感じてしまうでしょう。

その点、スイフトスポーツの1.4Lターボエンジンは140PSという最高出力もさることながら、230N・mの最大トルクを2,500rpmという低い回転域から発生させます。230N・m といえば自然吸気エンジンであればオーバー2.0Lクラス で、それを軽量コンパクトなボディに搭載していると考えればどれぐらい強力か、すぐに想像できるのではないでしょうか。

さらにスズキお得意の超軽量設計により車重は6MT車で970kg、6AT車でも990kg と1トンを切っています。車体が軽ければブレーキにかかる負担も減りますし、コーナーでかかる遠心力も小さくなるので軽快なコーナリングが楽しめます。

また、車体のサイズも重要な要素となります。というのも、あまりにボディが大きいと運転するのが億劫になってしまったり、住宅街などの狭い道ではすれ違うのも大変だったりします。運転するのが面倒だとクルマを運転する機会が少なくなるので、なかなか上達しない、ということにもなりかねません。

スイフトスポーツは車幅こそ欧州車のボディを使っていることから1,735mm と3ナンバーになりますが、全長は3,890mm と現代の国産車としては、かなりコンパクトなサイズに収められています。とくに前後のオーバーハング(前輪から前の部分と後輪から後ろの部分)も切り詰められているので、4つのタイヤの位置が把握しやすくなっています。スイフトスポーツで車体の動きに慣れることが運転上達への早道です。

理由その2:欧州仕込みのサスペンション

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スイフトスポーツはサスペンションの中で重要な働きをするフロントストラットとショックアブソーバーに米国モンロー製のものを採用しました。モンローは1926年にモンローショックエリミネーター(衝撃除去器)と呼ばれる世界初のショックアブソーバーを発明 した、いわばサスペンションメーカーの元祖とも言える存在です。モンローブランドのショックアブソーバーは自動車メーカーの厳格な要求以上の性能を発揮することから多くの高性能車に採用されています。

クルマのサスペンションは仕込まれたバネが伸び縮みすることで路面からの衝撃を吸収しますが、伸びたバネが反動で急に戻ろうとする動きを抑えるのがショックアブソーバーです。ショックアブソーバーの動きが鈍いとサスペンションが衝撃を吸収しきれず乗り心地が固くなりますし、かといって乗り心地を優先してゆるゆるにしてしまうと揺れが収まらず、かつてのアメリカ車のように同乗者が車酔いしてしまうことにもなりかねません。

スイフトスポーツはモンロー製の専用ショックアブソーバーを使用することでスムーズなコーナリングと引き締まった乗り心地の両立を図っています。このあたりのセッティングは、やはりスイフトスポーツの主戦場である欧州市場のニーズをしっかり汲み取った結果と言えるでしょう。

理由その3:6MT車が選べる

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普通免許を「AT限定」で取得する人の割合はおよそ6割になっていると言われています。また、今や国内で販売されている新車の98%以上がCVT、DCTを含むいわゆる2ペダルの「AT車」 です。

もちろん、近年のATの進化はめざましく、8段や9段、ついには10段まで多段化が進み、さらに変速スピードでもDCTのように人間がシフト操作するよりも遥かに速く行うものも登場しています。燃費についても実燃費では差がないどころか優秀な数値を叩き出すものもあります。

効率化だけを考えれば、もはやMTに勝ち目はないのですが、「運転がうまくなりたい!」というのであればすべてをコントロールできる(しなくてはならない)MTを選ぶほうがおすすめです。

MT車の運転ではシフトダウンのときに左足でクラッチを切って、右足でブレーキペダルを踏みながら右足をひねってかかとでアクセルペダルをあおって回転を合わせる「ヒール&トゥ」といったMTならではのスポーツ走行のためのテクニックも存在します。また、MT車は下手な人が運転するとどうしても動きがぎこちなくなってしまいます。ある程度クルマの側でカバーしてくれるAT車に比べて、自分の本当の技量がよく分かるのがMT車であり、だからこそ運転がうまくなりたい、というモチベーションも持てるのです。

スズキは国産メーカーの中でも比較的数多くのMT車をラインナップしているメーカーで、スイフトスポーツにも6MT仕様がしっかり用意されています。もともとスイフト自体が、まだまだMT車の需要が高い欧州市場を狙って開発されたクルマなので当然といえば当然かもしれませんが。

スイフトスポーツの6MTは1速および2速のトリプルコーンシンクロに加えて、3速にはダブルコーンシンクロを採用することで素早いシフト操作にも対応します。 また、徹底的に操作感にこだわってチューニングを行うことでスムーズで切れの良い、「積極的にシフトしたくなる」フィーリングを実現しています。

理由その4:コンパクトハッチバックとしての高い実用性

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運転がうまくなりたいのであれば、おすすめはもちろんスポーツモデルですが、とはいえ、ある程度の実用性も必要になります。スポーツモデルに実用性なんているの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、複数台持ちが可能な方以外はその一台である程度なんでもこなさなければならないことを忘れてはいけません。

例えばオープン2シーターのスポーツカーなどは走りの面では最高ですが、「気に入っていたけれど家族が増えてしまったので泣く泣く買い換えることになってしまった」というのはよくある話です。また、2シーターのオープンほどではない2ドアのスポーツクーペの場合でも、狭くて乗り降りの不便な後部座席にチャイルドシートと一緒に押し込まれる家人から、出かけるたびに不平不満を聞かされる羽目になり、乗り換えを余儀なくされることも間々あります(経験談)。

その点、スイフトスポーツはスポーツモデルでありながら5ドアハッチバックで実用性が高く、またコンパクトなボディながら大人4人がちゃんと座れる居住空間とVDA式計測で256Lのラゲッジ スペースを確保しています。普段のお買い物から、家族で一泊旅行に出かけるのも十分な容量ですし、もしサーキット走行もチャレンジしたい、という場合でもスペアタイヤや工具を積み込んで出かける、といったスポーツモデルならではのシチュエーションにも対応できます。

理由その5:リーズナブルな価格と維持費の安さ

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スイフトスポーツの価格は6MTモデルが201万7,400円、6ATモデルが208万8,900円となっています。同じ6MTモデルが選べるスポーツモデルで同じ価格帯ではホンダN-ONE RSグレード(6MT)が199万9,800円 で該当します。ただしあちらは軽自動車なのでエンジンは660ccターボということを考えればスイフトスポーツのリーズナブルさが際立ちます。

コンパクトカークラスではトヨタ・ヤリス Z1.5L-6MTが187万1,000円 とスイフトスポーツよりも約15万円安くなっていますが、ここにはちょっとからくりがあって、ヤリスはタイヤサイズ185/60 R15でスチールホイールが標準 となっています。スイフトスポーツは195/45R17タイヤにアルミホイールが標準 となっているので、ヤリスもアルミホイールをオプションで追加すると価格面でのアドバンテージはなくなります。

エンジンもスイフトスポーツが直列4気筒 1.4Lターボでパワーは140PS を発揮するのに対しヤリスは直列3気筒1.5Lで120PS と、運転を楽しむにはやや物足らないスペックとなっています。さらに両者の差がつくのが最大トルクです。ヤリスの145N・mに対しスイフトスポーツは230N・m と、ターボのメリットを活かしたスイフトスポーツは1.5倍大きく差をつけています。どちらがスポーツモデルとして魅力的なパワーユニットか考えれば答えは明白でしょう。

そしてせっかく購入したら思う存分走りたいーそうなると気になるのが燃費です。出費を抑えるために安い中古車のスポーツモデルを購入したら燃費が悪く、ガソリン代を気にしてなかなか走りに行けない、というのでは本末転倒です。

その点、スイフトスポーツではWLTCモードでは6ATモデルで16.6km/L、6MTモデルは17.6km/L と燃費も優秀です。また車両重量が1トンを切っていることから自動車重量税も安くなるので、車検時の費用も抑えられます。

※価格はいずれも消費税込み

スイフトスポーツでドライビングの楽しみを学ぼう!

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これまで見てきたとおり、スイフトスポーツは運転がうまくなりたい方に最適のモデルです。しかし決して初心者の方だけではなく、奥深いハンドリングや軽量なボディを活かした身のこなし、そしてパワフルなエンジンと運転の楽しさがぎゅっとつまった一台は、ベテランの方でも存分に楽しめる1台となっています。

初心者の方はもちろん、「最近、ちょっとクルマに飽きてしまって…」というベテランの方にも、スイフトスポーツ、とくに6MTモデルはおすすめです。スイフトスポーツでもう一度、運転の楽しさを思い出してみませんか?

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