サーファーに向けた限定モデル発売 MINIとアウトドアの付き合い方

気温の上昇と共に、海岸線沿いをドライブしたくなるのではないでしょうか。とくに7月に入ると、海水の温度も上昇し海開きとなる地域も多いために、都市近郊の人気ビーチは子どもから大人まで多くの人で賑わいを見せます。その中でも目立つのがウエットスーツで身を包んだサーファーの姿。ショートボードからロングボードまで思い思いのスタイルで波と遊んでいる様は、女性だけでなく男性から見ても絵になる光景です。そんなサーファーのライフスタイルをイメージした特別なクルマ「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」が2020年4月23日に発売されました。

海に似合う大人なMINIとしてデザイン

ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディションのPV

今回の特別仕様車はサーフィンをコンセプトにデザイン開発されており、ベース車である「ミニ・クロスオーバー」の都会的でSUVらしい雰囲気は残しつつも、どこか軽やかなオシャレさが漂う仕上がりになっています。

美しいホイールデザイン
画像引用:https://www.mini.jp

なんといっても目を惹くのが「ムーンウォーク・グレー・メタリック」のボディカラーと黒色に染められた18インチホイールではないでしょうか。その名のとおり月面をイメージしたグレー寄りの明るいボディカラーは、今回のミニ・クロスオーバー初導入となっています。3ドア/5ドアタイプのMINIには採用されたこともあるボディカラーですが、独特の大人っぽいオシャレな色味が人気だっただけにミニ・クロスオーバーでの初採用には嬉しいファンも多いのではないでしょうか。

とはいえ、目立つ色を大きな車体全面に使用してしまうと周囲の景色から浮いて見えることもありますが、18インチのブラックホイールを採用しボディ全体を引き締めて見せることでシルエットそのものが映えるデザインとなっています。

コンセプトが表現されたサイド・スカットル
画像引用:https://www.mini.jp

また、MINIらしい個性的な主張はサイド・スカットル(フロントフェンダー上部のサイドウインカー部分)にもイギリス・コーンウォールの海をイメージした石畳のようなオリジナルデザインと”CORNWALL”の文字が施されています。そんなルックスに負けず劣らず「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」のコンセプトを体現しているのがインテリアです。サーフィンをコンセプトにしていることもあり、都会的な部分だけでなくアウトドアな部分も表現することを目指しクロスとレザレット(合成皮革)の両方を使用したシートが採用されています。

MINIの日本仕様で初となるクロス×レザレット
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身体が直接触れる部分にはクロスを使用しながらもシートサイド部分にはレザレットが使われているため、ホールド感や高級感を感じる仕上がりとなっています。とくに、サーフィンのある生活を考慮した場合、どうしても海水や水がシート部分に付着してしまうことがあると思います。そういった場面では水や日焼けに弱いレザレットよりもクロスのほうが使い勝手が良いため、あえてクロスをメインで使うという「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」ならではの特別仕様となっています。

とはいえ、クロスよりレザレットのほうが高級感があるのでは?と思われるかもしれませんが、シートの色味はブラック・パールカラーという黒真珠をイメージしたものが採用されており、レザレット部分のカーボン・ブラックカラーと合わせることでレザレット単体のシートよりもオシャレで高級感のある印象を演出してくれます。

本当にサーファーが使うクルマに適している?

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「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」は”サーフィン”というコンセプトを軸にイギリス・コーンウォールにインスパイアされた特別仕様車ですが、本当にサーファーにとって使いやすいクルマに仕上がっているのでしょうか。

サーファーにとって使いやすいクルマというものを考えたとき、必須ともいえる条件は、サーフボードが収納できるかどうかではないでしょうか。サーフボードはサーファーの命そのもの。それは常日頃から家で手入れをするのはもちろんのこと、常にサーフボードをクルマに積んでおくことができれば良い波があったときにいつでもサーフィンを楽しむことができます。そのためには十分なラゲッジスペースはもちろんのこと、荷物を多少乱雑に扱ったり濡れたままのサーフボードを積んだりしても問題のないような耐水性や耐衝撃性も求められています。

「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」のスペックはベース車であるミニ・クロスオーバーと同等で、その大きさは全長4,315mm×全高1,595mm×全幅1,820mmとMINIの中では最大サイズです。収納容量は450Lという収納力を誇っているだけでなく、トランク部分の床は上下に開閉することが可能なため背の高い荷物にも対応可能。これに併せて後部座席は40:20:40の分割式バックレストとなっているため、荷物や同乗者に合わせたシート配置が可能となっています。

真ん中のシートだけを倒してサーフボードを収納
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そのため、シートを1つだけフラットにしてサーフボードを載せながらも後部座席に濡らしたくないものを置けるだけでなく、シートをすべてフラットにしてテントやクーラーボックスなどのアウトドアグッズを詰め込むといった自由なレイアウトを実現できるのです。ただ、荷物の擦れや衝撃には強いのですがビショビショに濡れたサーフボードをそのまま積んだ場合は痛む可能性もあるため、水分を軽く拭き取ったりお気に入りのラゲッジマットを敷いたりすることでより快適に使用することもできるのでチェックしておきましょう。

楽しさと安全を両立

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サーファーも納得のラゲッジスペースや使い勝手の良さをもつ「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」ですが、サーフィンは趣味程度に楽しんでいるという人や、家族がいるから日常的に使いやすいことも大切という人も少なくはないと思います。

「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」のベースとなっているミニ・クロスオーバーは、サーフィンをはじめとしたアウトドアを楽しめるだけのスペックを備えていることはもちろん、ドライバーや同乗者である家族や友人を安全に乗せることができるだけの高い安全性能を有しています。例えば、前車接近警告機能や衝突回避・被害軽減ブレーキといった機能はもちろん、アクティブ・クルーズ・コントロール(前車との車間距離を自動で維持しながら走行できる)といった機能が搭載されていることから2017年にはMINIで初となる「EURO NCAP(ヨーロッパの自動車安全テスト)」によって最高ランクの5つ星評価を獲得しています。

また、ミニ・クロスオーバーのような大きな車体サイズのクルマを運転するのには不安があるという人に嬉しいのはパーキング・アシスト機能。事故が起こりやすい狭い駐車場や海岸線沿いでの縦列駐車といったシチュエーションでも、ミニ・クロスオーバーならセンサーでスペースを検知して自動でステアリング操作を行ってくれるため、どのような場所でも安全に駐車をすることができるのです。

理想のライフスタイルを実現しよう

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「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」はデザイン性だけでなく安全性も兼ね備えており、サーフィンが好きな人にとっては自身の思い描く理想のライフスタイルを実現させてくれるようなクルマに仕上がっています。

普段は都会で仕事をしながらも帰り道の海でサーフィンを楽しみ、週末には家族全員で海へドライブ。そういった理想のライフスタイルを「ミニ・クロスオーバー・コーンウォール・エディション」と共に叶えてみてはいかがでしょうか。

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