「BMW M」に挑戦したい人へ おすすめの一台はコレ

BMWで最高の一台は?と聞かれたとき、多くの人はその答えを迷ってしまうのではないでしょうか。長い歴史の中で名車と言われているモデルも数多く存在しており、現在でも先進的なモデルが多くデビューしていることからも一つに絞るのは難しいかもしれません。ただ、BMWで最もパフォーマンスの高いモデルは?と聞かれたとき、「BMW M」と答えることができるでしょう。

現在のラインナップで”M”の名前を冠したモデルは多くあり、全部で28モデル(2020年7月現在)にもなります。もちろん、すべてにおいて通常モデルよりも高いパフォーマンスをマークしているのですが、価格や性能にも差があります。


BMW Mの世界へようこそ

とくにサーキットを走るようなマシンスペックを公道でも楽しみたいのか、それともサーキットなどでも走ることを前提としたモデルが欲しいのかなど希望する条件によってもおすすめが変わるため、購入を検討するときには非常に迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は初めて「BMW M」に挑戦するという前提で、おすすめの一台を紹介していきたいと思います。

気軽に「BMW M」を味わいたい人には「M 135i」

画像引用:https://www.bmw.co.jp

これまでBMWの他モデルに乗っていたけど一度は「BMW M」に挑戦してみたいという人、サーキット走行というよりは公道をメインとした使い勝手が良いモデルを探しているという人におすすめなのが「M 135i」です。

このモデルは1シリーズのMモデルとして開発されたもので、BMWでは珍しいFF駆動のスポーツモデルということでも注目を集めている人気の一台でもあります。4気筒ターボエンジンと聞くと物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、注目すべきは最高出力と最大トルク数です。なんと、最高出力306PSに最大トルク数450Nm(1750-5000rmp)と強力なパワーをマークしているのです。なんと、「M135 i」も上位モデルに当たる「330i Mスポーツ」よりも良い数値を出しており、最新モデル故のパフォーマンスの高さを魅せつけてくれているようです。同スペックを備えたクルマとして「MINI ジョンクーパーワークス クラブマン」があり、ともにBMWの最新テクノロジーを活かしたマシンづくりのレベルの高さを感じることができるでしょう。

「BMW 135i」はパワーだけでなく日常的な利便性が高いことも魅力的で、「BMW M」の中ではハッチバックタイプのコンパクトモデルは「BMW 135i」しかないため家族全員で共有して乗り回すというニーズにも十分に応えてくれます。また、現在子どもがいない家庭だけれども将来的に家族が増えても問題のないクルマが欲しい、今所有しているコンパクトカーと同じ乗り回し方ができるスポーティーなモデルが欲しいという人には「M 135i」は最適な一台と言えるでしょう。

とくに、他の「BMW M」モデルはFR駆動のため、どうしても荷室や居住空間を広くするためには車体そのものを大きくするしかありませんでした。しかし、FF駆動の「M 135i」はエンジン配置が変わったこととハッチバックという形式をとることができたため、コンパクトな車体はそのままでも十分に荷物を積むことができるだけでなく、子どもがいる家庭でも広く快適に使うことができるのです。

流行のSUVタイプが欲しい人は「X2 M35i」

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「BMW M」に挑戦するなら、コンパクトカーよりも車体の大きなSUVタイプが欲しいという人におすすめなのが「X2 M35i」です。いわゆる“プレミアムクロスオーバー”と呼ばれるような価格帯に属している「X2 M35i」は、上質な空間はもちろんのことSUVが持つ力強い走りにサーキット由来の成分を取り入れたいという人におすすめの一台です。

例えば、これまではBMWのXシリーズに乗ってきたけど走り味が物足りないという人や、他社プレミアムクロスオーバーは所有しているがパワーだけで走りの楽しさを感じられないという悩みを解決してくれるのが「X2 M35i」なのです。最高出力306PSを出すことのできる4気筒ターボエンジンはもちろん、スタンダードな「BMW X2」と比較すると足回りが硬めにチューニングしてあることに気づくことができるでしょう。SUVの中では小柄な部類になる「X2 M35i」ですが、硬めにチューニングしてある足回りを活かしきるためにはX3やX5などでは大きなロールが発生するため、「X2 M35i」のボディサイズがちょうどいいと感じることができます。もちろん、ドライブモードを選択することができるため“コンフォートモード”を選択することで、地面から伝わってくるフィーリングをある程度はカットすることができます。そのため、同乗者がいるときは“コンフォートモード”でプレミアムクロスオーバーらしく上品な走りを楽しみ、一人のときには“スポーツモード”で路面のコンディションを掴みながら乗りこなす楽しさを味わうということも可能です。

本格的スポーツカーなら「Z4 M 40i」

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せっかく「BMW M」に乗るならば、本格的なスポーツカーが欲しいという人におすすめしたいのが「Z4 M40i」です。

その名のとおり「BMW Z4」のMモデルであり、スタンダードなモデルが持つスポーティーな部分をより鋭利にしたような一台に仕上がっています。一見するとスタンダードな「BMW Z4」でも十分なのでは?と思いたくなるかもしれませんが、この「Z4 M40i」に一度乗ったならそうは思えなくなることでしょう。ライバル車となる「ポルシェ ボクスター」と比較しても負けないのが、6気筒のターボエンジン。低速域を走るだけでなら高い静粛性から忘れているものの、いざサーキットなどでストレートを全開にして走ってみると猛々しいエンジン音に心を掴まれることでしょう。

また、そのルックスが好きという人にとっても「Z4 M40i」はピッタリの一台となることでしょう。なぜなら、スタンダートな「BMW Z4」では用意されていない大口径のホイールとタイヤ、専用のエクステリアが設定されているからです。
そのため、「BMW Z4」が欲しいけど見た目はもっとスポーティーにしたいと考えている人にとっても、「Z4 M40i」は専用のオプション装備があるため十分に選択肢としておすすめすることができます。

また、他社のスポーツモデルに乗っているけれど乗り心地や利便性が欲しいという人にとっては、「Z4 M40i」がもつ上質なレザーで彩られた室内空間や街中でも走りやすいボディサイズは魅力的でしょう。とくに、毎日のように運転しないためドライビングテクニックには自信がないという人でも、BMWらしく誰しもが運転を楽しめるように設計されていることからもサーキットデビューの一台としても相応しいでしょう。

まずは試乗してMモデルデビューしてみる

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ここまで「BMW M」に乗ってみたい人にとって、相応しいモデルを3タイプに分けて紹介してきました。サーキットで鍛え上げてきたテクニックやスキルが詰め込まれている「BMW M」ですが、現在では各シリーズで設定されていることから敷居が低くなっているとも言えます。とはいえ、その伝統的な本質は失われることなく、むしろ進化しているために古いMモデルに乗っている人が現行モデルに乗ってみると進化のスピードに驚くことでしょう。もちろん、雑誌やインターネットで欲しいモデルを吟味することも楽しいですが、「BMW M」の本質を味わいたいのなら、まずは試乗してみることをおすすめします。
きっとドライビングシートに座った瞬間から想像を超えた面白さがあり、アクセルを踏んで走ることで「BMW M」の虜になることでしょう。

ぜひとも、BMWがこだわる至高のラインナップ「BMW M」をあなた自身の手で体感してみてください。

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