運転しているだけなのに、すべてをオシャレに見せてしまうクルマ、MINI。一度乗ると虜になると言われているMINIは細部まで丁寧にこだわりぬいた上品なクルマです。
今回はワンランク上のデザインカーMINIのスタイリッシュなボディデザインを誕生させた設計者と歴代のボディデザイナーについて、そして時代に沿った最高級の仕上がりのエクステリアデザインと綺麗な配色の独特なボディカラーについて、高級感あふれる車内のインテリアデザインと何種類もの中から選ぶことができるホイールについてご紹介します。
スタイリッシュなボディを誕生させたMINIの設計者と歴代デザイナー
1959年に誕生したMINI。60年が経過した今でも、当時設計されたデザインをベースに、大きく変わることなく引き継がれているボディデザインには魅力があります。魅力のあるボディデザインはどのように当時設計されたのでしょうか。そしてスタイリッシュなMINIを引き継いできた歴代の有名デザイナーについて紹介します。
一枚の紙ナプキンから始まったMINI
1959年、当時からスタイリッシュで人気のあったMINIはサー・アレック・イシゴニスによって設計されました。前輪駆動として4気筒エンジンを横置きにするという発想を設計したことで、コンパクトでありながら広い室内を実現。そして現在に至るまで引き継がれるデザインとなりました。サー・アレック・イシゴニスのデザイン設計は行きつけのレストランで描いた1枚の紙ナプキンの走り書きから始まったという有名な誕生秘話も魅力の1つです。
初代MINIのデザインを引き継ぐ歴代の有名デザイナー
初代MINIから現在のMINIのデザインまで数々のカーデザイナーが携わってきました。歴代のカーデザイナーの中でもとくにフランク・ステファンソンはMINI・ハッチバックのデザインを一新し2003年には北米・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなどMINIのデザインには欠かせないデザイナーでした。また、ゲルト・ヒルデブランドやアンダース・ワーミングもMINIデザイナーとして名を残す歴代有名デザイナーです。2017年からはオリバー・ヘイルマーがデザイナーとしてMINIのデザインを手掛けています。
エクステリアデザインのポイント
MINIのエクステリアデザインは、最高級の仕上がり。細部にまでこだわり丁寧につくられたエクステリアは真似することができないほど凝ったデザインです。時代に沿ったデザインであるため、昔のデザインが好き、最新のデザインが好きと好みはわかれますが、MINIがつくりあげたどの時代のデザインもすべてシンプルでありながらオシャレであることに変わりはありません。
こだわりのエクステリアデザイン
テールライト
MINI 3DOOR、MINI 5DOOR、MINI コンバーチブルは2018年3月のマイナーチェンジからテールライトがユニオンジャック柄に変更されました。テールライトにまでこだわるMINIの徹底ぶり、そしてオシャレに気を抜かないMINIは、乗る側にもオシャレに気を抜かないように刺激を与えてくれるクルマです。
ヘッドライト
テールライトと同様、マイナーチェンジでヘッドライトがMINIらしい丸形へ変更されました。リング型で照らすデイライトはとても愛らしいデザインとなっています。またターン・インジケータもリング型で光るところは街中の走行中にアピールしたくなるほどオシャレです。
ロゴプロジェクション
ロック解除後に運転席側のドアミラーから路面に写し出されるMINIのロゴマーク。ドアミラーの下側にプロジェクション機能が搭載、オプションとして装着可能なモデルなら楽しむことができます。夜の路面に写し出されるロゴがオシャレすぎて自慢したくなります。
スプリットドア
MINI CLUBMANの特徴と言えるスプリットドア。観音開きになるドアはMINI CLUBMANならでは。また荷物で両手がふさがっている時、バンパー下に足をかざすだけで自動で扉をあけてくれるイージー・オープナー機能付コンフォート・アクセス・システムでスマートに扉が開けられるのもオシャレなMINIならではの機能です。
綺麗な配色の独特なボディカラーとデザイン
MINIの個性あふれるボディカラーは鮮やかなカラーから落ち着いたカラーまで幅広く選ぶことができます。綺麗な配色の独特なボディカラーはモデルにもよりますが最高で12色まで選ぶことができます。すべてがMINIらしい発色を放った綺麗なカラーなので、どのカラーにしようかと考える、そのひと時がまた楽しい時間です。
独特なボディカラーとデザイン
ボディカラーとデザインを自分色に表現できるのはMINIだからこそ。ソリッドカラーで高級感を表現することも、ボンネットにストライプを入れてスポーティーに表現して楽しむこともできます。ルーフやドアミラーキャップのカラーも選べるので、MINIならではのユニオンジャックのデザインにしてみてはいかがでしょうか。
アイス・ブルー
日本国内限定500台として2018年10月に発表されたMINI ICE BLUE BLACK EDITIONとMINI ICE BLUE EDITION。1960年代に人気のアイス・ブルーのカラーをボディカラーで再現、レトロ感溢れるクルマに仕上げられるのはMINIだけではないでしょうか。
高級感あふれるMINIのインテリアデザイン
エクステリアと同じくインテリアにもこだわりをもつMINI。車内でひと際目立つセンターディスプレイや、LEDライトで優しく照らすアンビエント・ライト、ヘッドアップディスプレイに至るまで最新の技術が搭載されています。昔ながらのレトロ感があるMINIのインテリアを好む方も多いですが、MINIらしさが残るオシャレで高級感のある最新のインテリアデザインも最高です。
LEDで照らすセンターディスプレイ
MINIのセンターディスプレイの画面は8.8インチ。タッチパネルなので、操作しやすい画面サイズです。またセンターディスプレイでは、手持ちのスマートフォンにMINI Connectedのアプリをダウンロードするだけで、さまざまな機能を使用することが可能です。音声認識機能では目的地を音声で伝えるだけでナビゲーションに設定されます。またiPhone専用アプリではMINIに乗る前に目的地を設定するだけでナビゲーション設定が完了、待ち合わせする仲間に到着時刻をお知らせする機能もついているのでわざわざ連絡をする必要がありません。最新技術が搭載されたMINIのセンターディスプレイは、全6色のLEDリンクがついているので更に車内の雰囲気をオシャレに見せてくれます。
走行に欠かせないタイヤにもMINIらしさを
MINIが承認したタイヤには、サイドウォールにスターマークがついているのをご存知ですか?MINIの走行基準にクリアした新車に装備されたタイヤには、すべてスターマークがついています。また、サスペンションとともに開発されているMINIのタイヤは乗り心地も良く、たとえタイヤがパンクしてもタイヤが潰れず、リムから外れ走行不能になることもありません。
またMINIが承認したタイヤにはおしゃれなホイールで自分らしさを表現することもできます。種類も多いホイールはボディカラーやデザインにあわせることができるので、細部にまで自分らしさを表現することができます。
まとめ
エクステリアからインテリアの細部にまでこだわったMINIは、どこにも真似ができないワンランク上のデザインカーです。ボディカラーからデザインまで自分らしさを表現し、丁寧なライフスタイルを送っている人にはぜひおすすめしたいクルマです。60周年をむかえるMINIにますます期待が高まります。