本格的なアウトドアも大丈夫? スズキ”軽SUV”の実力に迫る

雑誌やテレビでアウトドア特集が組まれることも多くなり、最近では女子だけでキャンプやグランピングを楽しむということも一般的になっています。

一昔前までキャンプなどのアウトドアアクティビティは男性をメインターゲットとされることが普通でしたが、動画やアニメなどでアウトドアをテーマとしたものが多く製作されるようになり、都会の喧騒を離れた癒しとオシャレさに惹かれた若者や女性を中心に、ムーブメントを起こしています。中でもアウトドア向けの道具やファッションに注目が集まり、SUVを中心としたクルマにも高い関心が寄せられています。

アウトドア人気に火がつく前から世界的なSUVブームの流れがあったこともあり、人気が加速するとともに各メーカーからユニークなSUVタイプのクルマが次々と発売され、いまや各メーカーが凌ぎを削るジャンルにまで人気が沸騰しているのです。

その中でも高い人気を誇っているのが、「ジムニー」や「ハスラー」のような“軽SUV”と呼ばれているモデルを多くラインアップしているスズキです。軽自動車なのにSUVの性能を兼ね備えているだけでなく、男性だけでなく女性も普段から乗り回しやすいデザインになっているところから人気に火がつき、現在では納車待ちになっているモデルがあるほどです。

しかし、気になるのは性能の高さ。普段使いならば詳細な性能は気にならないかもしれませんが、本格的なアウトドアフィールドでどこまでの実力を発揮してくれるのでしょうか?今回は、そのような視点でスズキの軽SUVをチェックしていきましょう。

幅広い選択肢に魅力あり

スズキの軽SUVと一口に言っても、デザインだけでなく性能や想定されている使用シーンはそれぞれ異なります。例えば、過酷な自然環境の中でも走破できるようにと設計されているのが「ジムニー」ならば、SUVの良さを日常生活にも取り入れるという発想のもとに生まれたのが「ハスラー」です。

その設計思想は外観を見るだけでも明らかであり、スズキの公式サイトを見てみるとその特色を反映させたようなモデル紹介になっていることが分かると思います。つまり、スズキの軽SUVはラインナップが豊富な分だけ自分の使い方に適した選択ができるようになっており、しっかりと求める用途を見極めた上で購入することが何よりも重要になってきます。

街乗りをメインとして考えている人にとってはSUVらしい走破性や堅牢性よりも、日常的に乗っていて楽しくなるようなデザインや利便性の高いラゲッジスペースを重要視する人が多いと思います。一方で、軽SUVでもアウトドアフィールドを駆け抜けることのできるような本格的な性能が詰め込まれたものに乗りたいという人にとっては居住性やデザイン性ではなく、充実した装備や拡張性などに優れたモデルが良いという風に考えるでしょう。

このように、求めるものは異なるけれども“軽SUV”が欲しいというニーズに対して、幅広い選択肢を用意しているところがスズキの魅力の1つなのです。

SUVとしての性能をチェック

SUVらしい収納力と機能性をもつラゲッジスペース
画像引用:https://www.suzuki.co.jp

そのように魅力のあるスズキの軽SUVだからこそ気になるのが、本当にSUVとしての性能も高いのか?という点です。一般的にSUVというとセダンタイプのクルマよりも大きく、あらゆる場面に対応している装備と機能性があるタイプ。もしくは、大きくパワーもあるけれどラグジュアリーな内装になっているものなどを思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、軽SUVにおいては車体の大きさはセダンタイプよりも小さく、ラグジュアリーな内装というよりは軽自動車で一般的なシンプルかつ機能性の高い内装に仕上がっていることが主流です。例えば、新しいモデルが話題となっている「ハスラー」では“遊べる軽”と紹介されていて、日常生活をワクワクさせてくれるような部分をデザイン性とSUVの機能性で実現しようとしています。ともするとSUVに求められている性能がおざなりになっているのでは?と考える人もいると思いますが、実はちょうど良いバランスでSUVらしい能力を取り入れているのです。

フルフラットにすることで車中泊にも対応
画像引用:https://www.suzuki.co.jp

まずは、アウトドアフィールドでは欠かすことのできない収納性ですが、シートがフルフラットになるために大型の荷物でも問題なく収納することができます。それに加えて、ラゲッジフロアとリアシート背面は汚れに強い素材が使われており、雨や泥汚れのあるアウトドアフィールドで活躍できるでしょう。そして、過酷な環境でも快適に過ごせるようなシートヒーターやUV&IRカットグラス(紫外線と赤外線をカットする特殊ガラス)が採用されているため、街乗りでも春夏秋冬の季節を選ばずに快適に運転することが可能です。また、オプションとして”カータープ”や”バックドアネット”などが用意されており、車中泊にも十分対応することができるよう設計されていることが分かります。

ジムニーの防汚ラゲッジスペースはフルフラット
画像引用:https://www.suzuki.co.jp

一方で本格派のイメージが強い「ジムニー」では、同じラゲッジスペースでも段差のないフラットタイプになっており収納量が多くなっています。加えて便利なのがドリップレールという溝を屋根に設けているデザインです。これは、雨天でもドアを開けたときの水の侵入を防ぐためのもので、日常生活でもうれしい工夫の1つです。さらにジムニーでは、SUVらしく運転視界を十分に確保するべくスクエアのようなデザインで設計されています。これは、死角をなくすことにもつながっているために、街乗りの安全性向上にもつながっているのです。

本格的なアウトドアでも大丈夫?

画像引用:https://www.suzuki.co.jp

ハスラーやジムニーを見て分かるようにスズキは軽SUVにも“SUV独自の良さ”を随所に取り入れており、より本格的なアウトドフィールドでも問題なく機能してくれます。

同じアウトドアフィールドでも、オートキャンプ場や駐車場が整備されている場所ならばSUVでなくとも問題はありません。SUVとしての性能が求められるのはオフロード走行しなければならない場面や走行環境が悪い場合です。例えば、雪が積もる路面を走行したり舗装されていない路面の上を走らなければならないといったケースです。このようなとき、セダンやスポーツタイプのクルマでは安全に走ることが難しく、最悪のケースでは大きな事故につながることもあります。では、このような路面コンディションでもスズキの軽SUVは走破することができるのでしょうか?

例えば、ハスラーには「グリップコントロール」「ヒルディセントコントロール」「ヒルホールドコントロール」と呼ばれる特別な機能が搭載されており、雪道やぬかるんだ道でもタイヤが空転することを防いでくれます。これらは、スノータイヤやオフロードタイヤ、タイヤチェーンを装備したときには更に有効に機能してくれることが期待できるため、軽い悪路なら問題なく走破可能です。しかし、傾斜がきつい場所や路面の凹凸が大きな道では、ハスラーの車高が高くないために車体が損傷してしまう恐れがあります。

一方で、ジムニーには「パートタイム4WD」と「ブレーキLSDトラクションコントロール」という機能を搭載しており、かなりの悪路でも問題なく走破できるだけのポテンシャルを持っています。さらに、ハスラーの全高1,680mmに対しジムニーが1,725mmと高いだけでなく、ハスラーよりもバンパーガードの範囲が大きく、車体の損傷を気にせずに走ることができるため、よほどの悪路でない限りは問題なく走破することができます。

したがって、スズキの軽SUVなら日常使いだけでなく本格的なアウトドアでもそのスペックを十分に発揮してくれます。さらに性能が良いだけでなく、かわいくポップなデザインのハスラーやアウトドアスタイルを体現するジムニーなど、個性豊かなデザイン性を持ちあわせていることも他メーカーにないスズキならではの特徴です。

まとめ

スズキの代名詞ともいえる軽SUVの人気は高く、販売から時間が経った今でも納車待ちがあるほどです。街乗りはもちろんキャンプなどを楽しむ人にとって気になるのは、より本格的なアウトドアフィールドで性能を発揮できるか?ということではないでしょうか。もちろん、路面コンディションに大きく左右されるものですが、スズキの軽SUVには独自の技術が搭載されているため、よほどの悪路でない限りは走破できるだけのスペックを秘めています。デザイン性と本格的なスペックを有したスズキの軽SUV。街乗りから本格的なアウトドアまで、スズキの軽SUVでしか見ることのできない景色を探しに出てみてはいかがでしょうか。

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