2020年も残りわずか 5つのトピックでBMWの1年間を振り返る

今年、2020年も気がつくともうすぐ終わり、2021年という新しい年が始まろうとしています。とくに、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、日本だけではなく世界中で混乱を呼んでおり、未だに終息の兆しが見えないという状況下にあります。多くの業界が大打撃を受ける中で、自動車業界も打撃を受けた部分もあれば、これまでには気がつかなかった新しい需要に気づくことができるなど、大きな変化に対応できた企業が業績を伸ばしています。そんな中、BMWもニューノーマルの時代に合わせた戦略を採りながら、この激動の1年間を駆け抜けてきました。今回は、2020年の締めとして、この1年間におけるBMWの動向を5つのトピックから振り返ってみましょう。

新型BMW2シリーズ グラン クーペが「パックマン」とコラボ


話題を呼んだCMは、BMW2シリーズ グランクーペのコンセプトを表した内容になっている

最初に思い出したいのは、1月28日に発表された、新型2シリーズ グランクーペが人気ビデオゲーム・キャラクター「パックマン」とコラボレーションをしたという話題です。

新型2シリーズ グランクーペは、2019年10月から受注生産されており2020年4月から納車が開始された人気のモデルです。そんなBMW2シリーズ グラン クーペがパックマンとコラボレーションをしたCMを見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

実は、3月14日から「Game Changer!ジョウシキなんて、ひっくり返せ。」をキャッチコピーに、常識にとらわれずに自分のスタイルを貫いて生きるドライバーにぴったりのクルマとして販売されています。

ちなみに、2020年はパックマンにとっても生誕40周年というアニバーサリーイヤーとなっており、新型コロナウイルスが無ければ全国各地でパックマンの記念イベントが開催され、そこにも2シリーズ グラン クーペが参加する予定でした。

Edition JOY+による、クリーン・エネルギー・プロジェクト始動

画像引用:https://www.bmw.co.jp

続いて、5月2日から燃費効率が高くかつ人気の高い、クリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデル、プラグイン・ハイブリッド・モデルおよび電気自動車から、「Edition Joy+」をラインナップし、値下げが実施されました。

また、これと併せて5月19日からはYouTube動画「BMW Lab.」の配信もスタートされており、ゲスト研究員を招きながら環境問題への取り組みを学ぶという内容をYouTube上で視聴することができます。

新型コロナウイルスの真っただ中でしたが、BMWは地球環境保護に向けた次世代車普及という路線強化を維持。現在でも売り上げを伸ばし続けており、2021年もこの路線を継承していくことでしょう。

CSR活動の強化で、BMWの理念を体現

ボランティアに取り組むヴィードマン氏
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「Edition Joy+」に続く形で、6月17日に発表されたのがBMWのCSR活動を強化するというものです。クルマやBMWが好きな方でも、このBMWのCSR活動については知らない人が多いかもしれません。

そもそもCSR活動というのは、Corporate Social Responsibilityの頭文字から取ったもので、企業の社会的責任と訳されることが多い言葉です。つまり、利潤追求だけでなく社会に与える影響にも責任を持つということで、BMWは環境に配慮した商品開発や安全性の確保に取り組んできました。

このCSR活動の強化としてCSR専用ページをオープンしており、BMWのCSR活動の様子が報告されています。実は、5月には社員による「BMWボランティアクラブ」が社内に新設されており、この社員らを中心としてCSR活動の考案がなされています。

例えば、2017年から日本科学未来館と共同でワークショップ「自動運転で動く車のしくみ」を実施しており、次世代を担う子どもたちが自動運転に関する技術を学ぶことで、自動運転が当たり前になる未来を考えるということを目的としています。

ほかにも、新型コロナウイルス感染症の拡大もありフード・ロスが問題視されている中、セカンドハーベスト・ジャパンと共同で食糧物資の運搬・配布を行っています。BMWは、車両とドライバーを提供する活動に加えて、代表取締役社長ヴィードマン氏自身も活動に参加する様子も、CSR専用ページで報告されているのです。

2020年は世界的なパンデミックの年となりましたが、BMWは当初の理念を忘れずに、環境保全活動を拡大していることは非常に評価されています。2021年もこれを継続することで、BMWの理念を体現しながら新しいクルマを世の中に送り出していくことになるでしょう。

日本×ドイツのクラフトマンシップが融合

こだわりの蒔絵螺鈿細工は、芸術の域に達している
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2020年も折り返しの8月に発表されたのが「8シリーズ グラン クーペ KYOTO EDITION」でした。これは、日本の匠とドイツのクラフトマンシップを融合させた限定車であり、世界で3台だけの販売となり話題を呼びました。

ベースとなったのは「M850i xDrive グラン クーペ」。エクステリアには特別色のアズライト(藍銅鉱)・ブラックが採用されており、インテリアにもBMW individualフル・レザー・メリノというBMW Mが誇る高品質レザーが使われています。

また、日本の伝統工芸としてセンターコンソール部分のインテリア・トリムには、京都を代表する漆芸家である岡田紫峰氏が手掛けた漆塗り蒔絵螺鈿細工が施されており、BMWのこだわりと日本の美意識が融合した、まさにKYOTO EDITIONと呼ぶにふさわしい一台となっています。

ちなみに、価格も限定3台に相応しい2,150万円となっており、購入者のもとには既に納車されています。

日本カー・オブ・ザ・イヤーでベスト10に選出

コストパフォーマンスという観点でも強い支持を得ている
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2020年、最後のトピックとして取り上げるのは11月5日に発表された、「2シリーズ グランクーペが2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、栄えある10ベスト・カーに選出」というビッグニュースです。

今回の2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、2019年11月1日から2020年10月31日までに発表または発売されたクルマが選考対象となっており、2シリーズ グラン クーペは一次選考で、上位10モデルに与えられる10ベスト・カーに選出されました。

BMWグループでは、過去11年間で毎回10ベスト・カーを受賞しているという歴史もあり、昨年の2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいては「3シリーズ セダン」がインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、今年も栄誉ある歴史を継承しています。

ちなみに、本記事執筆時点(2020年11月)では最終選考会が開催されていません。今年は、12月7日に表彰式がオンライン開催されるため、もしかしたらBMWが受賞している可能性もあります。ぜひ、皆さんも結果をまだ確認していなかったら、すぐに調べてみてくださいね。

2021年も期待大なBMW

ここまで、2020年に発表されてきた5つのトピックを紹介し、今年のBMWの活動を振り返ってきました。とくに、今年は「2シリーズ グランクーペ」の躍進が凄く、2020年のベストカーと言っても過言ではないかもしれません。

また、新型コロナウイルス感染症拡大の中でも環境保全や社会活動など、CSRに力を入れてきているように、BMWが単純にクルマをつくっているのではなく、理念を掲げた企業活動を行っていることも分かります。

それでは、BMWにとって2021年はどのような年になるのでしょうか。1つは、新型コロナウイルス感染症が終息していないことから、クルマを使った旅行などのシーンが減るために、これまでどおりの戦略から大きく転換することが強いられることでしょう。

ただし、2020年に力を入れていた次世代車の需要は高まっていくために、単純なガソリン・エンジン車から電気自動車などの次世代車へと大きく舵を切ることが予想されています。その中で、BMW iXに関するモデルの発表についても期待が高まっており、来年も目が離せない状況が続きそうです。

皆さんにとっては、2020年のBMWにおける1番のトピックは何だったでしょうか。ぜひ、2020年を振り返りながら2021年のBMWが提供する新しい楽しみを待つことにしましょう。

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