東京を「駆け抜ける歓び」!BMWが東京マラソンを応援する理由は?

3万7500人ものランナーが東京の街を駆け抜ける東京マラソン。2007年の開始以来、すでに2019年3月3日の開催で13回目となり、東京のビッグイベントとしてすっかり定着した感があります。
この東京マラソンにBMWは2011年からずっと協賛を行ってきました。現在はモビリティ・サポーターという位置づけで、もはやレースの開催に欠かすことのできない存在となっています。今回の記事では、これまでのBMWの東京マラソンでの役割や、強力な応援を続ける理由などについて解説していきます。

ランナーなら一度は走ってみたい!東京マラソン

出典:BMW Japan

2007年に始まったランナーの祭典、東京マラソンは2019年3月3日で13回目の開催となります。出走者37,500人に対し、2019年のエントリー数は実に331,211人、競争率はなんと12倍にも及びます。普通のマラソン大会であれば、完走したときに初めて「おめでとう」、と言われるものですが、東京マラソンについては出場権を得た時点で、「おめでとう」メッセージがSNSのタイムラインを埋め尽くすほどの過熱ぶりです。
この抽選倍率も2007年の第1回では3倍程度に過ぎず、回を重ねるごとに倍率が上がっています。このことからも東京マラソンが現在に続くランニングブームの火付け役となったことは間違いないでしょう。新宿都庁をスタートし、皇居や東京タワー、銀座、浅草雷門、東京スカイツリーといった東京の名所をまわるコース設定の面白さ、大会を陰で支えるボランティアの温かさ、途切れない沿道からの応援と、市民ランナーなら誰でも一度は出場したいと思う大会です。

そんな市民ランナー憧れの大会であるとともに、世界のトップランナーにとっても東京マラソンは特別な大会です。
ニューヨークシティマラソン、ボストンマラソン、シカゴマラソン、ロンドンマラソンそしてベルリンマラソンは世界の五大マラソンと言われており、トップ選手がポイントを競うワールドマラソンメジャーズ(WMM)と呼ばれる1年間のシリーズ戦にもなっています。東京マラソンも2013年大会からこのWMMへの加入が認められ、名実ともに世界的な大会へと成長しました。とくに2月(2019年は3月)開催の東京マラソンはWMMの初戦となり、その年のポイントレースを占う上での重要な大会として位置づけられています。国内外から有力な選手が集結し、熱い戦いが繰り広げられるに違いありません。2020年の東京オリンピックが控えていることもあり、注目度はますます高まっています。

先導車はすべてBMWの最新モデル

この東京マラソンにBMW JAPANは2011年から協賛企業として参加しています。マラソン大会では、コース上のいわば露払いとしてランナーを先導するクルマが用意されており、2011年以降の先導車にはすべてBMWの最新モデルが使用されてきました。これまで先導車として登場した車は次のとおりです。

2011年:アクティブハイブリッドX6
2012年:3シリーズ
2013年:アクティブハイブリッド 3
2014年:i8
2015年:218i アクティブツアラー
2016年:330e
2017年:5シリーズ
2018年:i8ロードスター

ラインナップを眺めると、ハイブリッドなどの環境に配慮したクルマが目立ちます。その先導車の中でもとくに東京マラソン2018で起用されたi8ロードスターは、その未来的で華やかなデザインと、日本での公道初披露となったことも相まって、一段と沿道の観客からの注目を集めたことは記憶に新しいところです。

出典:BMW Japan

マラソン大会では先導車以外にも様々なクルマが使用されます。それらについても現在はすべてBMWのクルマが起用されています。

昨年の東京マラソン2018を例に取れば、審判長車にはi3、大会運営の要となるレースディレクター車にはi8、意外なところではラジオ中継車でX3が登場しています。この4車種以外にも、ペースメーカー用のバイクとして電動スクーターのBMW C-evolutionが起用されています。ゼロエミッションで、モーターによる安定した低速走行を得意とするC-evolutionはペースメーカー用として、まさにうってつけのクルマでしょう。

出典:BMW Japan

3月に開催される東京マラソン2019で使用されるクルマもすでに発表されており、先導車、審判長及びラジオ中継車には、いよいよデビューする3シリーズが起用されます。その他、車いすレースディレクター用にはM5が、同じく車いす審判車にはi3の起用が決まっています。

なお、BMWでは本国ドイツで毎年9月に開催されるベルリンマラソンにも協賛しています。ベルリンマラソンもWMMの中の1戦でBMWはいわゆる冠スポンサーとして全面的な協賛を行っており、正式名称も「BMWベルリンマラソン」とされています。

ランナーの命を守るモバイルAED隊にはBMWクルーズバイクを起用

東京マラソンの中継を見ていて、ランナーに混じって走るスタイリッシュな自転車を目にしたことはないでしょうか。これは緊急の事態に備えたモバイルAED隊のために用意されたBMWクルーズバイクです。先導車に限らず、ここまで徹底したサポートを行えるのも、BMWがクルマ、モーターサイクル、そして自転車とモビリティに関する幅広い製品を手掛けていることに他なりません。

出典:BMW Japan

このモバイルAED隊の役割は非常に重要です。かつて有名なタレントの方が東京マラソンを走っている途中に倒れ、一時心肺停止状態になってしまったことがありました。このときは速やかにAEDで処置を行ったおかげで一命をとりとめ、最悪の事態はまぬがれたのですが、近くにAEDがなければどうなっていたかは分かりません。

モバイルAED隊は、AEDや応急処置の道具を背負ってBMWクルーズバイクに乗り、2名1組でコース上を1.5km間隔で巡回します。東京マラソン2018では46台ものBMWクルーズバイクが配備されました。モバイルAED隊の隊員は全員が緊急救命士の資格を持っています。ランナーとともにコースを走行しながら、いざというときにはその機動性を活かし、速やかに急病人の救護に駆け付けることになっています。

実は、マラソン大会においてレース中にランナーが倒れてしまうことは珍しいことではありません。東京マラソンにおいても2007年の第1回から2018年の第12回大会までの間に、11名の方がレース中に倒れています。その中には一時心肺停止状態に陥った方もいますが、東京マラソンでの救命率は100%、これまでに亡くなった方は一人もいません。

これはボランティアやランナー、観客、そしてモバイルAED隊が連携してランナーの救護にあたった結果でしょう。東京マラソンの中継を見るときには、ぜひランナーだけでなくBMWクルーズバイクに乗るモバイルAED隊にも注目してみてください。

BMWが東京マラソンを応援する理由は?

出典:BMW Japan

BMWが自動車会社にありがちな宣伝効果を狙った先導車の提供にとどまらず、モビリティ・パートナーとして東京マラソンを応援するのはなぜなのでしょうか。2012年にBMW JAPANの代表取締役社長ローランド・クルーガー氏(当時)がインタビューに答えて、その理由を次のように述べています。

「すべてのBMW車は、BMW Efficient Dynamicsの設計思想に基づき、燃料消費及び排出ガスを削減しながらも、駆け抜ける歓びも最大化するという理念を実現しています。この理念は傑出したパフォーマンスを発揮するアスリートにも共通するものであるため、東京マラソンへの協賛を決定しました」

スポーツにもさまざまな競技があります。その中でもぜい肉をそぎ落とした鋼のような肉体で42.195kmという長距離を驚異的なスピード(トップクラスのランナーは時速20km/h以上、スポーツ自転車並み!)で駆け抜けるマラソンと、BMW車の設計思想には相通じるものが感じられないでしょうか。

そして東京マラソンではトップアスリートだけではなく出場するランナー、ボランティア、観客が一体となって毎年大きな感動を呼び起こします。BMWが協賛を続けているのも、そんなマラソン大会への共感がベースとなっているのでしょう。

 

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