MINIで冬を楽しむ “MINI”なボディで雪道を踏破

ヨーロッパの冬は厳しく、MINIのルーツであるイギリスは、年間の気温差が少ないために過ごしやすいと言われています。しかし、現在のMINIが生み出されているドイツは日本と比較しても格段に寒いです。ミュンヘンに行くと、タートルネックセーターの上からオーバーコートを着ている人が大勢であり、気を抜いた格好をしていると寒さにやられてしまいます。「der Winter komm !(冬が来る!)」と口々にするドイツ人の多くは、冬を恐れるだけでなく冬を楽しむ準備もしています。ステレオタイプな日本人的発想では、冬将軍がやってくる前に“冬支度”をしなければならないとなり、インドアな方向へ思考が傾きがちです。しかし、ドイツ人は冬支度を“ウィンターバケーション”の準備期間ともしており、あの厳しく凍てついた山々を駆け抜けて、思いヽの休暇を楽しんでいます。そんな、冬を楽しむための相棒の1台が「MINI」です。名前の通り小さなボディだが、冬のドイツを颯爽と駆け抜けるだけの力を秘めています。そんな、MINIで日本の冬をアクティブに“安全に”楽しむことをオススメいたします。

MINIで、冬の箱根“629m”に挑戦

日本の冬を象徴するものといえば、富士山ではないでしょうか?遠く沖縄から北海道まで、富士山とゆかりがない人にとっても雪化粧をした姿を見ると、日本の冬を感じると思います。不思議ですが、これが日本人の景観美ではないでしょうか。そんな富士山を横目に眺めながら、楽しめる冬の風物詩と言えるのが温泉です。なかでも世界中から観光客が訪れるエリアの1つが箱根温泉です。
国内でも有数の規模を誇る、箱根火山の麓から中腹まで点在するように温泉街が広がっています。とくに、「富士箱根伊豆国立公園」として箱根一帯も国立公園に指定されているため、地球のダイナミックな動きを楽しむことができる観光地としても人気です。とはいえ、冬の箱根にはドライブを楽しむうえでは“雪”が厄介者です。
箱根をドライブで楽しむとなると標高差があるために、どうしても積雪や凍結の恐れも加味した上で走らなければなりません。とくに、箱根マラソンでも馴染みのある箱根湯本から元箱根までは、高低差が629mもあり、そんな、ドライブには難しい条件が揃っている冬の箱根でのドライブに挑戦するとき、新型「MINI CLOSSOVER ALL4」なら安心してドライブを楽しめます。

MINIのSUVとしても人気の高い「MINI CLOSSOVER ALL4」は、砂埃が舞うようなダートコースやスリップを誘発するレインコンディションはもちろん、積雪のある路面も安定した走行性能で踏破できるよう開発されています。今回は、「アネスト岩田箱根ターンパイク~芦ノ湖スカイライン~箱根スカイライン」とクルマ好きからも定評のあるドライブコースを想定します。

雪道のカーブも軽やかに

出典:https://www.mini.jp

目が覚めるような冬の寒さにエンジンをかけると、軽やかな音が響き渡る。
冬空を見ながら都内を出ると、湘南の海を横目に見ながら134号線を走っていく。
車が多いような街中のストレートでも、スペック通りの車体は安定感をもたらしており走りやすくなっています。とくに、調節されたサスペンションとドイツ車ならではのヘビーな持ち味というよりは、日本人にも運転しやすいような軽いハンドリングが女性にも扱いやすいです。また、4輪駆動ならではの燃費問題にも、ストレートでは自動的にフロントタイヤへ駆動力を移すために2輪駆動へと切り替わり、これにより、低下しやすい燃費向上に一役買っているのです。

アネスト岩田箱根ターンパイクは、ドイツのニュルブルクリンクを思わせるコーナーが連続しています。もちろん、本国とは異なり制限速度は50kmと定まっているので遵守してほしいが、なによりクルマの性能を楽しめる道であることには変わりありません。アネスト岩田箱根ターンパイクのゲートをくぐると、しばらくはなだらかに山を登っていく感覚を味わうことができます。同時に、道路脇には雪が積もっていることに気がつくのではないでしょうか。とくに本格的な春を迎えるまでは道路脇に雪が残っていることも珍しくないため、12月~2月の、1年で最も冷え込みが激しい季節はなおさら気をつけたいところです。

そして、緩やかな道にカーブを感じ始めた頃に、最初のヘアピンカーブがやってきます。とくに積雪があるような道では、カーブの半径が小さくなるほど安全に曲がることが難しくなります。タイヤと路面の摩擦係数が通常のコンディションよりも低くなるため、通常通り減速してハンドルを切ると大きく膨らみやすくなります。
もし、対向車がいた場合は事故になりやすいケースともいえ、峠の積雪による事故では頻発しているものです。しかし、「MINI CLOSSOVER ALL4」なら自動的にリア・アクスルへ駆動力を分配するようになっています。これにより、オーバーステアやアンダーステア気味になりやすい雪道でも安全に走ることができるようになっているのです。

雪道でも暖かく

アネスト岩田箱根ターンパイクのヘアピンカーブを安全に楽しんでいると、あることに気付きます。道路は雪に覆われており、室内は暖房をかけているためにフロントガラスが曇ってきている。そんなときも、ボタンを1つ押すだけで、いつも通りのクリアな視界を保つことができます。MINIには、「ヒーテッド・ウィンドスクリーン」機能が搭載されており、ガラス自体を温めるため曇りの解消だけではなく、降雪による雪や氷も溶かしてくれます。
また、フロントガラスだけでなくミラーガラスの曇りや凍結もなくなるため、雪道でも安心して運転だけに集中することができるのです。

寒さが苦手な人も安心

出典:https://www.mini.jp

いつもならターンパイクを駆け上がっていく助手席には、ひざ掛けを用意しています。とくに、冬の箱根となると都内とは冷え込みが段違いだからです。しかし、MINIに変えてからは冬でもシートヒーター機能によって暖かいため、ひざ掛けの出る幕はなさそうです。運転席側と併せて3段階で調整が効くため、弱すぎることも強すぎることもなく冬のドライブをアシストしてくれます。

気がつくと芦ノ湖スカイラインに入っており、スカイラインレストで休憩をすることに。すると、銀世界に覆われた芦ノ湖が目に入り、その綺麗な景色に見惚れてしまう。ここからは、ドライブコースも後半に突入。いよいよ、下り坂が現れてきます。

下り道も安心して走る

芦ノ湖スカイラインレストを出ると、下り坂が徐々に顔を出します。冬の積雪がある下り道というのは、上り道よりも気を使います。とくに、「MINI CLOSSOVER ALL4」は他のMINIと比べても重量があるために、余計に心配です。エンジンブレーキを多用しながらも、急なカーブには思わずブレーキペダルを踏む足が強くなってしまいます。しかし、MINIにはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が搭載されているため、タイヤがロックされて滑ってしまう心配も少ないです。いつのまにか、怖がっていた下り坂もMINIと一緒なら楽しんで走っていることに気づきます。

冬をMINIでアクティブに楽しむ

そして、三国峠に到着して車から降ります。そこには、テレビや雑誌を通してしか見たことのない雪化粧をした富士山。普段なら冬の山道をドライブすることもないが、「MINI CLOSSOVER ALL4」と一緒なら新たな景色を見に行けると確信しました。
まさに、ドイツ人のように冬をアクティブに楽しめる車こそが「MINI」の魅力です。次はどこへ行こうか、そう思わせる「MINI CLOSSOVER ALL4」で次の景色を踏破するのはあなたかもしれません。

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